鉄道模型のカスタムをしてよりリアルにする

ジオラマ

鉄道模型はある程度完成された形で発売されていますが、実車と違う部分もたくさんあります。
例えばNゲージの機関車を例にみると、手すりなどの細かいパーツが付いていないことが多いです。また実際の機関車は更新工事を受けたばかりの頃でなければかなり汚れており、その汚れがないとリアリティーにかける傾向があります。この場合には、可能な限りカスタムをして実車に近づけることでリアルな雰囲気を味わうことが可能です。

例えば機関車の場合には、まず屋根の上に手すりなどのパーツを取り付けることからはじめます。手すりのパーツは0.3ミリ程度のドリルで穴をあけて、そこに真鍮線やエッチングパーツなどを取り付けることで、形が出来上がります。真鍮線は自分で加工をする必要があるため、加工に自信がない場合には、エッチングパーツを購入して取り付けると良いです。またエアホースを取り付けることで、前面の部分がよりリアルになります。エアホース自体はいくつかの会社から発売されており、上手に形を作ることができれば、本物そっくりにすることも可能です。

カスタムをする場合にぜひ行いたい内容は、ウェザリングになります。機関車の場合に限らず客車でも電車でも、屋根の部分はかなり汚れています。屋根の部分を黒や茶色、あるいは灰色などの塗料を使い汚していくことで本物に近いディテールを実現することが可能になります。この時汚し過ぎてしまう人もいますので、要注意です。気動車は重油を使うため、屋根が黒くなりやすい傾向があります。機関車の場合は黒と茶色を混ぜて塗装すると、本物に近づけることが可能になるでしょう。
ウェザリングをする場合にはウェザリング用のペンや粉の商品も出ていますが、細かい部分は微調整ができるエアブラシが一番便利です。

日本のNゲージと海外の鉄道模型として人気のHOゲージ

駅の乗り入れ

日本で鉄道模型と言えば、144分の1に縮小されたNゲージです。Nゲージは小さいため、スペースを取らないというメリットがあります。1912年以降に普及したイギリスの鉄道をはじめ、海外の鉄道模型は日本のNゲージよりも大きく、87分の1に縮小されたサイズです。
Nゲージの線路幅は9ミリなのに対し、HOゲージは16.5ミリと大きく、鉄道模型自体に迫力があります。Nゲージでは小さくなり細部のデザインやパーツが簡略化されることが多いですが、HOゲージでは、実物に合わせて細かい部分のデザインも再現されているのです。大きさがあるため、細かなエリアもリアルさを求めたい方に人気となっています。レールをつなげると、HOゲージの中にNゲージがちょうど収まるサイズです。
パワーパックはNゲージと共通で、すでにNゲージを持っている方は別に買う必要はありません。

海外では自宅の庭を利用して、HOゲージで鉄道模型を走らせている方が多いです。日本でも、北米で活躍するディーゼル機関車やアメリカのアムトラック客車、ドイツの特急電車フリーゲンダーハンブルガーなど、欧米の現役鉄道のHOゲージ車両を購入することができます。海外の列車ならではのデザインをよりリアルに実現できるのがHOゲージです。海外の風景や鉄道でのジオラマ作りをしてみたいという方は、NゲージよりもHOゲージに取り組むと良いでしょう。海外での市場や中古市場などでは、今はもう走っていないレアな鉄道を購入することが可能です。Nゲージとは異なる魅力を持つ海外の鉄道模型。車両の内部までこだわり、車両をコレクションして鑑賞したい方にも最適です。
HOゲージに取り組み情報発信すれば、SNSや動画などで海外鉄道ファンとの交流ができる楽しみがあります。

鉄道模型の王道